HOME / 問題と解答 / 第156回日商簿記3級の試験復習1.

問題と解答

問題の種類:過去問復習

問題.0007-1第156回日商簿記3級の試験復習1.

問題

※最初に、第153回~第156回までの、出題者の性質を推測します。
新しいものが好きで、ちょっと上級の会計用語を使いたがる。
しかし、本人が思っているほど、実力はない。
上記のような推測は、簿記学校の講師なら、どなたもお気づきでしょう。
しかし、簿記学校は日本商工会議所には、頭が上がりません。
なぜなら、簿記試験の採点を、有料で請け負っているからです。
中には、試験会場まで貸している簿記学校もあります。
以上を踏まえて、第156回の第1問から分析します。
以下「解答・解説」欄へ。
 

解答

第1問「仕訳」
1.「資本的支出」と「収益的支出」という文言を使っています。前任者は、「価値を高める支出」と「機能維持のための支出」という文言を使っていました。
対策として、このようなちょっと高級な会計用語に慣れておきましょう。
私の解説は、おおむね「企業会計原則」等で使用されているものを使いますから、ちょっと高級な感じかもしれません。
2.「精算表」で、当期純利益を算出した後、「決算書」に移行する間の仕訳です。この講座では「いやというほど」やりました。
3.「手形借入金」、利息は先にひかれる、という取引の標準です。これが解答できないようでは、合格はおぼつかない。
4.「敷金」は、簿記上では、「差入保証金」勘定を使います。(常識です)
5.「仮払金」なしの、旅費交通費精算、しかも現金で支払わず、給料時に合算して支払う。ひねっています。
会社としては、まだ払っていないので、貸方は「未払金」勘定です。

※第2問以降は、次回以降。
解答・解説(補足)欄で、開始仕訳の解説続編を行います。

解説・補足

ファイルダウンロード(Excel)
「経過勘定項目」の中、今回は、期末に「前払費用」(資産勘定)として計上されるものを追跡します。
添付するエクセルシートを参照してください。朱記したものが、該当します。転記の手順は
①「次期繰越」勘定の左にある「前払費用」勘定の金額を「前払費用」の金額欄に記入する。次に、「前払費用」の摘要欄に(前期繰越)と記載します。
続けて、金額¥2,545,500の中、「保険料」に係わる金額¥2,500,000を「保険料」に振り替えます。(「保険料」科目の左に数値を記入します)また、「支払利息」に係わる金額¥45,500を「支払利息」勘定の左の金額欄に記入します。両勘定科目の摘要欄に(前払費用)と記載します。最後に、「前払費用」の右側の金額欄に¥2,545,500と記入し、摘要欄には(諸口)と記載します。
(当座預金等の勘定科目とは異なり、経過勘定項目においては、上の手続きを無条件、必須で行います。)
②「保険料」の2/1の取引をご覧ください。前年度と同じ取引、「1年分一括で¥3,000,000を現金で支払い」ました。皆さん、簿記の学習で、「保険料」勘定の残高が、12か月分を超えることが多々ありましたね。それは、このような転記が期首に行われているからです。今回は、10か月分前払して、さらに12か月分前払しましたから、この合計額¥5,500,000は22か月分の保険料です。5,500,000÷22=250,000で計算が合います。
「経過勘定項目」に関する解説の続きは次回以降で。