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問題と解答

問題の種類:新決算整理

問題.0006-4新決算整理4経過勘定項目の開始処理

問題

1.以下の「前期繰越」勘定から、経過勘定項目(前払費用、未収収益、前受収益、未払費用)の4勘定科目につき、開始仕訳をしなさい。当該勘定科目は朱記しています。
前期繰越
摘要 借方 摘要 貸方
現金 10,630,920    
当座預金 13,315,000    
売掛金 1,790,000    
商品 777,000    
消耗品 10,000    
前払費用 2,545,500    
未収収益 10,000    
建物 20,000,000    
備品 500,000    
土地 10,000,000    
    買掛金 1,572,000
    手形借入金 6,000,000
    前受収益 200,000
    未払費用 19,440
    未払消費税 51,800
    貸倒引当金 35,800
    建物減価償却累計額 1,000,000
    備品減価償却累計額 100,000
    未払法人税等 180,000
    資本金 50,000,000
    繰越利益剰余金 419,380
  59,578,420   59,578,420

2.上記の仕訳を、添付するエクセルシートのT型勘定に転記しなさい。
3.上記4つの勘定科目が生じた理由は、以下の通りである。
期首の損益勘定振替の仕訳と転記を行いなさい。
なお、転記は添付するエクセルシートのT型勘定に行うこと。
前払費用:保険料の前払¥2,500,000、支払利息の前払¥45,500。
未収収益:受取地代の未収¥10,000.。
前受収益:受取家賃の前受分¥200,000。
未払費用:支払利息の未払¥19,440。
4.当期に新たに発生した以下の取引を仕訳し、添付するエクセルシートのT型勘定に転記しなさい。(なお、出題文の末尾のカッコ内は勘定科目名です)
①5/31、本社駐車場の一部を賃貸ししていた代金1年分¥12,000を現金で受け取った。(現金、受取地代)
②6/1、本社一部を賃貸し、再契約、向こう1年分の家賃¥1,200,000を現金で受け取った。(現金、受取家賃)
③6/17、小豆島銀行よりの手形借入金¥5,000,000を現金で返済した。なお、利息は前払である。(現金、手形借入金)
④7/31、X信金からの手形借入金¥1,000,000と後払い利息¥29,200を現金で支払った。(現金、手形借入金、支払利息)
⑤2/1、会社を受取人とする社長の生命保険の1年間の掛け金¥3,000,000を現金で支払った。


















 

解答

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解答
1.仕訳
   
月日 借方   貸方
  勘定科目名 金額   勘定科目名 金額
4/1 前払費用 2,545,500   前期繰越 2,545,500
  未収収益 10,000   前期繰越 10,000
  前期繰越 200,000   前受収益 200,000
  前期繰越 19,440   未払費用 19,440

2.添付するエクセルシートを参照してください。
3.仕訳
月日 借方   貸方
  勘定科目名 金額   勘定科目名 金額
4/1 保険料 2,500,000   前払費用 2,545,500
  支払利息 45,500      
  受取地代 10,000   未収収益 10,000
  前受収益 200,000   受取家賃 200,000
  未払費用 19,440   支払利息 19,440
転記の結果は、添付するエクセルシートを参照してください。
4.
仕訳
月日 借方   貸方
  勘定科目名 金額   勘定科目名 金額
5/31 現金 12,000   受取地代 12,000
6/1 現金 1,200,000   受取家賃 1,200,000
6/17 手形借入金 5,000,000   現金 5,000,000
7/31 手形借入金 1,000,000   現金 1,029,200
  支払利息 29,200      
2/1 保険料 3,000,000   現金 3,000,000

解説は解答・解説(補足)欄で行います。







 

解説・補足

①「転記」は、もうやりません、と申し上げた約束を破りました。お詫びします。
現出題者の性格から、この「経過勘定項目」に関する「開始仕訳」(つまり期首に、収益・費用へ振り替えておく)が必ず出題されると予測します。そこで、約束を破ってでも、慣れて貰おうと敢えて出題しました。
②この問題と解答を作るのに、12時間かかりました。皆さんが解答するのに、恐らく2時間くらいかかるかもしれません。一気にやらなくて結構です。
例えば、1問ずつ、つまり、「前期繰越」勘定から、各勘定科目への振り替えに関する仕訳、次の日に、4つの「経過勘定科目」を費用科目に振り替える処理、という風に。
③私も疲れました。以後の解説は、次回以降、少しずつ、強調点を指摘しながら、進めます。
④次回以降は、第156回日商簿記3級の試験で、どこをどのように間違えたのか、もう一度探ります。
(このサイトを読んでくださっている方は、恐らく「不合格」だった方々でしょうから)