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問題と解答

問題の種類:新決算整理

問題.0006-2新決算整理2「決算書」

問題

出題
1.精算表における以下の勘定科目は「決算書」において、どのような勘定科目名に変わるか、解答しなさい。
「仕入」「売上」「未払利息」「未払家賃」「前受家賃」「前払利息」「前払家賃」「前払保険料」「未収地代」
2.精算表において、貸方残高として記載される以下の勘定科目は、「決算書」において、どのように表示されますか。
「貸倒引当金」「減価償却累計額」

解答

ファイルダウンロード(Excel)
解答
1. 仕入    →売上原価
  売上    →売上高
  未払利息  →未払費用
  未払家賃  →未払費用
  前受家賃  →前受収益
  前払利息  →前払費用
  前払保険料 →前払費用
  未収地代  →未収収益
2.それそれが、元の資産勘定の控除科目として金額の頭に△をつけて借方に記載される。
前門の解答を「決算書」に変換したものを、エクセルシートで添付します。

少し難しい話になりますが、解答・解説(補足)欄をお読みください。
未払金と未払費用の区別がはっきりと理解できるかもしれません。

解説・補足

「経過勘定項目」:
企業会計原則注解「注」5、経過勘定項目

1)前払費用
前払費用は、一定の契約に従い、継続して役務の提供を受ける場合、いまだ提供されていない役務に対し支払われた対価をいう。
従って、このような役務に対する対価は、時間の経過とともに次期以降の費用となるものであるから、これを当期の損益計算から除去するとともに貸借対照表の資産の部に計上しなければならない。また、前払費用は、かかる役務提供契約以外の契約等による前払金とは区別しなければならない。
という、一見すると難しい定義があります。
この中の「役務提供」というのは、労働力ではなく、貸付金の利息、家賃等、時間が経過すると正比例して発生する利便性です。その結果、この4つの「経過勘定項目」(未払費用、未収収益、前払費用、前受収益)は、家賃、利息に関する取引に限られると思って間違いないでしょう。
以前、「給料の未払が××ある」との出題がありましたが、あの解答は未払費用ではなく、未払金です。
この「経過勘定項目」は重要だと日商簿記3級の出題者が考えているようなので、あと2回くらい復習します。
蛇足?

日商簿記3級の第154回の「決算書」に関する出題に、致命的なミスがあります。
それは、貸借対照表に決算日が書かれていない、損益計算書に会計期間が書かれていない、ことです。
念のため過去問を調べたところ、第152回まではちゃんと書かれていました。
第157回では書かれているかどうか興味津々です。