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問題と解答

問題の種類:決算整理

問題.0005-4決算整理4.貸借対照表に属する勘定科目の次期繰越処理

問題

添付するエクセルシートの勘定科目を締め切り、残高を「次期繰越」勘定へ振り替えなさい。
それに関する仕訳も行いなさい。
なお、空欄の「前払費用」という勘定科目がありますが、次回以降使用するために記載しています。
今回はこれを無視して解答してください。
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解答

解答
仕訳     借方       貸方
月日     勘定科目名 金額       勘定科目名 金額
3/31     次期繰越 39,879,120       現金 39,879,120
3/31     次期繰越 12,315,000       当座預金 12,315,000
3/31     次期繰越 10,000       消耗品 10,000
3/31     次期繰越 777,000       商品 777,000
3/31     次期繰越 1,790,000       電子記録債権 1,790,000
3/31     次期繰越 2,500,000       前払保険料 2,500,000
3/31     次期繰越 45,500       前払利息 45,500
3/31     手形借入金 5,000,000       次期繰越 5,000,000
3/31     電子記録債務 1,572,000       次期繰越 1,572,000
3/31     貸倒引当金 35,800       次期繰越 35,800
3/31     資本金 50,000,000       次期繰越 50,000,000
3/31     繰越利益剰余金 708,820       次期繰越 708,820

転記
添付するエクセルシートの「解答」のワークシートを参照してください。
今回は、一重線、二重線、斜め罫線を引いておりますので、解説は省略します。
前回の問題を解答なさった方は、今回は、容易に解答できたことと思います。

解説
仕訳に関しては、1点だけ強調しておきます。
上の12個の仕訳は、それぞれ独立した取引に対する仕訳であるとしてください。
そう仮定しない場合、貸方残高に関する仕訳は以下のようになり、「次期繰越」勘定の貸方が、勘定科目「諸口」、金額57,316,620となり、繰り越した内容がわからなくなります。
仕訳     借方       貸方
月日     勘定科目名 金額       勘定科目名 金額
3/31     手形借入金 5,000,000       次期繰越 57,316,620
      電子記録債務 1,572,000          
      貸倒引当金 35,800          
      資本金 50,000,000          
      繰越利益剰余金 708,820          
上記の「仮定云々」に関して、理解不能の方は読み飛ばしてください。
日商簿記3級の試験においては、帳簿上の締め切りと繰越に関する作業は出題されますが、それに関する仕訳は出題されませんから。
※解答欄の「次期繰越」勘定の「繰越利益剰余金」勘定を「当期純利益」に変更したら、「決算書」の貸借対照表に酷似したものになります。
次回から、この「決算書」作成の出題と解答・解説を行います。