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問題と解答

問題の種類:仕入顛末

問題.0001-2直前対策問題2:仕入関連総括の2

問題

以下の取引を仕訳し、総勘定元帳への転記、および転記・記入が必要な補助簿等に転記・記入しなさい。
第1問
4/16 徳島商店よりA商品1,000個、単価250円で仕入れ、代金は掛とした。

第2問
4/20 徳島商店よりA商品9,000個、単価248円で仕入れた。支払方法の内訳は番号を添えて下に記載します。なお、当社負担の特急運賃¥18,000は現金で運転手に支払った。
支払方法
①先に支払っておいた内金¥100,000を充当 
②現金¥82,000
③小切手振り出し¥1,000,000
④約束手形(支払期日7月25日)振り出し¥500,000
⑤クレジットカード決済(7月25日当座預金より引き落とし)¥200,000
⑥残額は掛(月末締切、翌月末支払)とした。
 
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解答

解答
第1問
1.仕訳
 4/16  借方   仕入  250,000    貸方  買掛金   250,000
2.総勘定元帳への転記は、添付するエクセルシートを用いて解答してください。
第2問
1.仕訳
月日 借方   勘定科目名 金額   貸方   勘定科目名 金額
4/20     仕入 2,250,000       前払金 100,000
                現金 100,000
                当座預金 1,000,000
                支払手形 500,000
                クレジット買掛金 200,000
                買掛金 350,000
2.総勘定元帳転記
 添付するエクセルシートを用いて解答してください。
3.補助簿等への転記・記入は次回以降で行います。
※解答・解説(補足)欄を必ずお読みください。

解説・補足

上の解答・解説の貸方、現金100,000に関して。
特急運賃¥18,000を運送業者へ、商品代金の一部¥82,000を仕入れ先へ支払ったのだから、貸方は
   現金18,000
   現金82,000の2行に分けて記載するのが自然でしょう。
しかし、日商簿記3級では、1つの取引に関する仕訳において、借方または貸方に同じ勘定科目が出た場合には、問答無用でその金額を合計し、1行で仕訳する、という強制規則があります。

①仕入れた時に、このような支払いをすることは、実務上も、簿記の出題でも、まったくありません。
今回は、借方「仕入」に対して出現する可能性のある貸方の勘定科目を網羅して、理解するために敢えて出題しました。
これらの、補助元帳への転記や、顛末を理解すると、簿記3級の40%は正解できます。
②「クレジット買掛金」は日本商工会議所の簿記出題範囲に関する公式ホームページの中には含まれていません。
しかし、「クレジット売掛金」があるので、その対の「クレジット買掛金」に関して練習しておくことは無駄ではないと思い、出題しました。
なお、「クレジット売掛金」では、発生時に「支払手数料」が発生しましたが、「クレジット買掛金」発生の際には、「支払手数料」は発生しません。皆さんが、クレジットカードで買い物をしたときに、手数料を差し引かれたことがないと思います。(分割払いの場合は別ですが)。それと同じで、手数料は、債権者が負担します。